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Mimosa Tea

Mimosa Tea

私のLR記録

読むスピードを上げたい。さらに、木を見て森が見えないという感じの私の読み力をざっと読んで概要をつかめるように高めたい。
最近、そういうことを考えていたところ偶然見つけたのが、hanaさんの頁。
hanaさんが、自分で考えてはじめた朗読を聞きながら本を読んでいくやり方が、きっと今の私にはすごくあっている勉強法だと直感的に思い、すぐにまねして一緒にやってみることにした。
詳しくはhanaさんの頁をご覧下さい。

実際にやってみて、確かに速く読める。
しかし、やはりこれは訓練だ。かなりきつい。朗読のスピードに理解がついていくのがかなりきついのだ。集中できないときは駄目だ。
それでも何とか3日で最初の一冊を読み終えた。
続ければ多分この必死についていく苦しさは感じなくなっていくと思う。
英文の音の美しさ、韻のおもしろさなどがかんじられるし、朗読によってわくわく、どきどき臨場感が感じられ、ぐいぐい引きつけられるという、黙読しているときとは違う楽しみがある。

[1] The Magician's Nephew (7月19日~21日)AB 5hours
  C.S.Lewis 作
41,062words

  児童文学の名作「ナルニア物語」の第1巻。
  第1巻ではあるが、実は後で書き足された物らしい。
  「ライオンと魔女」への導入部分だ。
  英文も美しく上質のファンタジーだ。

[2] A Walk to remeber(7月21日~25日)AB 4hours
  Nicholas Sparks 作
48,753words / 89,815 words

  映画にもなった。ラブストーリー。
  初めて読んだときはちょっと泣けた。
  英語は非常に易しい(初級)
  日常生活が舞台なので、英語の勉強としては利用できる本だと思う。
  映画かを狙っているなと思わせる話。
  
  

[3] The Lion, The Witch and The Wardrobe  (7月30日~8月4日)AB 4hours
  C.S.Lewis 作
  36135words / 125,950 words

「ナルニア物語」の第2巻。一番有名な部分。
  多分一番最初に書かれた。
  これは改めていうまでもないが、名作だ。
  後半は本当に涙をさそわれ、ぐーっと引き込まれる。   
ひとまず話は完結しているが、次にどのように展開していくのか楽しみ。
  とても品の良い児童文学書。
  朗読もとてもすばらしい。(The Magician's Nephew の方がもっと良い)

[4] The Hobbit ( 8月5日~20日)AB 11hours
 J.R.R.Tolkien作 
93,352 words / 219,302 words
    
  しみじみと大人でも感動できる名作。トールキンはすばらしいわぁ。
 イギリスへ旅行してトルーキンの描くホビットの村などが想像できたし、
  オックスフォードへ行って彼がオックスフォード大学の卒業生であることも知る。
  
  指輪物語の始まる前の話。
  問題の指輪をビルボがどのようにして手に入れたかが分かります。
  冒頭のビルボの家に次々と見知らぬ来客が訪れ、ビルボがその一人一人を家に招き入れてもてなす所から、私は一気にこの物語の大ファンになってしまいました。のどかで平和で、豊かな暮らし。
  これが読めたら、指輪物語も読めます。

[5] The Horse and His Boy (9月1日~5日) AB 4hours
 C.S.Lewis作
48,029 words / 267,331 words
  ナルニア物語の第3作。
  
  ストーりーの楽しさは前2作に負けるかもしれない。
  とは言っても、十分読者の興味を引きつける展開。
  この話は、結構隠れたり逃げたりするので、
  朗読のささやくような語り口が緊張をまして、ドキドキした。
  朗読が速くて、畳みかけるような美しい語りかけを堪能できた。
  
[6] The Lord of the Rings Trilogy
  J.R.R.Tolkien 作 49,4475words / 76,1806 words
  
   The Fellowship of the Ring
 
    2004/10/4 ~ 10/30
    
   細部にまでわたって、十二分に作り尽くされた上質の奥深いファンタジーです。
   トールキンワールドです。
   固有名詞の頻出で話がややこしいく、エルロンドの会議が多分最初の挫折ポイントです。過去の話が出てきて非常に難しかったです。
   英語そのものは全体的には、噂ほど難しくないです。


The Two Towers
2004/10/30 ~ 11/10

前作に比べ英語が難しかった様な気がします。
   でも、読めないような難しさではないですし、多少分からなくても物語を味わうことは出来るので大丈夫。
   場面は次々展開していくので、飽きることなく読み進めることができます。
   話の展開だけでなく、周りの景色の美しさや気味悪さ、恐怖感や悲しみなど物語の中に入り込むと、彼らと共に長い旅が出来ます。


The Return of The king
   2004/11/11 ~ 12/5

 
   後半(book 6)にはいると、物語の始まりの時の様な雰囲気が戻ってきます。
   最後は、涙涙で、文字が見えないほどでした。
   長く読み継がれているのが理解できる名作でした。
   特に固有名詞が多く出てくるので、それだけでもかなり混乱しますし、
   私の場合は、建物の描写や戦いの描写が難しく曖昧理解ですすみました。
   映画があるので、それでイメージを作り出すことができ助けられたと思います。(私の場合は、1作読み終えるごとに映画を見ました)。
   感想は12月5、6日の日記に詳しく書いていますが、この長さが1つの価値です。人の成長する時間を感じます。
   読み終えてみて、人生そのものという感想を持ちました。 



ここから2005年です。

[7] Pride and Prejudice
Jane Austen 著 
  121,688words / 883,494 words
  2005/1/14 ~ 1/25

『高慢と偏見』の原著
  登場人物の個性が丁寧に描かれていて、人物を描写する単語が結構難しかったものの、非常に味わい深い作品だった。ヒロインである、エリザベスが閉鎖的で女性にとっては息苦しい時代であるにも関わらず、男に媚びず、聡明で、自己主張がしっかり出来るとても魅力的な女性。登場人物のそれぞれが、非常にいやな感じの人も含めて、印象深く心にのこり、時々思い出すから不思議。
エリザベスは、作者の分身だ。

[8] The Golden Compass
Phillip Pullman 著
  116,711 words / 1,000,205 words
2005/2/12 ~ 2/20

  イギリスのファンタジー。
  3部作の第1巻。
  最初から最後まで非常におもしろく読める。
  1巻はただただ、おもしろい。
  ただ、どうしても先を読みたくなり、読んでいくと3部作全体で
  大きなテーマを扱ったちょっと難しい物語。
  

[9] The Subtle Knife
Phillip Pullman 著
97,709 words / 1,097,914 words
2005/2/22~3/9

  ライラの冒険シリーズの第2巻。
  
  1巻に比べ話は少しややこしい。
別の世界に入り込み、ライラはウィルに出会います。
  ウィルは別世界への窓を切り開く短剣を持っています。
  この別世界というのが、私としては解釈が難しく、宗教のことを言っているような気もしています。もう一度読んで、理解を深めたいです。
  

[10] The Amber Spyglass
Phillip Pullman 著
   157,362 words / 1,255,276 words
2005/3/10 ~ 4/13

   この3部作は、すばらしい。
   作り上げた世界の緻密さという点で、ロードオブザリングに負けるかもしれませんが、テーマは人の生き方の根本的な部分に迫る物があり、非常に感動的。
   この3作目はちょっと内容が難しいです。
   文面は難しくないですが、非常に奥深い作品で、もう一度是非読みたいと思っています。
   日本語で、大人が読んでも感動できる作品で
   長く読み継がれると思います。


[11] Angels and Demons
Dan Brown 著
149,202 words / 1,404,478 words
2005/4/14 ~ 4/26

ストーリーの展開が速く、刺激的で、シドニィシェルダン風。
   ローマ法王が亡くなり、次期の法王を選ぶにあたり、次々と殺人が起きる。
   ローマ法王の選び方など、知識が増えます。
   ストーリー展開は、最初の方は軽い楽しめる読み物として、非常に面白かったのですが、意外な結末を狙いすぎて、最後はちょっと苦しい。
   楽しみながら英語の勉強のために読む本。


[12]Life of Pi
Yann Martel 著
100,888words / 1,505,366 words
2005/5/5

  最後まで読むとびっくりする話だった。
  物語の大半をしめる太平洋をセイフボートで漂流するところは、非常に興味深く楽しめる。
  全体を読み終えてみると、哲学的な物語だった。

  結局、同じことを表現するのにさまざまなアプローチがあるということから、さまざまな宗教も表現がちがうけれど、求めるものは同じなのだというようなことを言っているのかな…と思った。

  そんなことはともかく、物語としては奇想天外で、楽しくも悲しくも恐ろしくもある話だった。楽しめます。


[13] A Painted House
John Grisham 著
119,564 words / 1,624,930 words

アメリカ南部の綿栽培農家の生活を描いたしみじみとした良い話です。

[14] The Kite Runner
Khaled Hosseini 著
   108,123 words / 1,733,053 words

   アフガニスタンで幼少期をすごし、アメリカにわたって成人したアミールの半生を、少年の日の思い出を中心につづる。
悲しく切ない物語。

[15] We'll Meet Again
Mary Higgins Clark 著
   97,594 words / 1,830,647 words

サスペンス
   冒頭から結構おもしろかった。途中で結末に予想がつくので、サスペンス好きの人には物足らなく感じるかもしれない。

[16] The Secret Life of Bees
Sue Monk Kidd 著
98,557 words / 1,929,204 words
   2005/9/6 読了

   感動的な素敵な話でした。

[17] The Lion's Game
Nelson Demille 著
   236,620 words / 2,165,824 words
2005/9/26 読了


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